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16ビート8

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ここではバスドラムのダブルストロークというテクニックを使って16ビートを表現できるように練習していきます。バスドラムのダブルストロークが習得できている方のみ下記に進んでみてください。

ステップ①

ハイハットを8分音符で刻みながら、拍毎に16分音符の1・4つ目にバスドラムを入れていきます。最初はゆっくりとダブルストロークを使わず、シングルストロークで叩けるようにします。慣れてきたら、拍のつなぎ目がバスドラムで2連打することになりますので、この箇所でダブルストロークを使用します。必ずゆっくりとしたテンポで練習してください。右足がちゃんとダブルストロークになっているか、右足の動きを目で確認しながら練習してください。最後にハイハットの8分音符が崩れていないか確認をしてください。

ステップ②

拍毎に16分音符の3・4つ目にバスドラムを追加します。ステップ①と同様、まずはゆっくりとシングルストロークでバスドラムを叩きます。慣れてきたらバスドラムをダブルストロークで叩けるようにします。ダブルストロークの動きを注意深く目で確認しながら、練習してください。

ステップ③

拍毎に16分音符の2・3つ目にバスドラムを追加します。ステップ①と同様に、バスドラムの2連打の始まりがハイハットとハイハットの間から始まります。この時は右手の動きが右足の動きにつられやすいので、つられないようになるまで練習してください。ダブルストロークの2打目がハイハットと重なります。

ステップ④

ステップ①から④の中で最も難易度が高いのがこのステップ④です。拍毎に16分音符の1・2つ目にバスドラムを追加します。タイミングがとるのが難しいです。ゆっくりから練習してください。ドラムの練習で難しいパターンがでてきたときのキーワードの「ゆっくり」です。

練習課題①

2拍目の16分音符の4つ目と3拍目の頭がバスドラムで2連打しますので、ダブルストロークになります。3拍目の8分音符の裏にもバスドラムを叩きますので、ダブルストロークの後にすぐ右足を持ち上げられるように練習してください。このレッスンで練習しているリズムはバスドラムのシングルストロークとダブルストロークが混在しています。シングルストロークの時は右足を持ち上げて、叩き終わった後にかかとまで下ろす動作ですが、ダブルストロークはつま先で1打叩いて、2打目でかかとまで下ろします。必ずシングルストロークとダブルストロークの動作を使い分けて練習してください。よく陥りやすい練習は、シングルストローク時にダブルストロークの1打目のようにつま先のみで叩いてしまうことです。シングルストロークとダブルストロークの動きがごちゃまぜになっている状態です。右足の動きに注意して練習ください。

練習課題②

練習課題①のリズムに2拍目の16分音符の2つ目にバスドラムを追加したリズムです。この追加したバスドラムは2拍目のスネアを叩く前に右足を叩く前に持ち上げないととても遅れやすいです。右足を早く持ち上げることはとても違和感があるかと思います。テンポがゆっくりの時は、2拍目のスネアを叩いてから右足を持ち上げても遅れることはないのですが、テンポが速くなるにつれて右足を早めに持ち上げる必要があります。

練習課題③

1・3拍目の16分音符の3・4つ目が2連打となりダブルストロークを使います。それ以外のバスドラムは全てシングルストロークで叩きます。使い分けに注意してください。

練習課題④

1・3拍目の16分音符の3・4つ目、2・4拍目の16分音符の4つ目と1・3拍目の16分音符の1つ目がつながり、バスドラムのダブルストロークを使います。よってシングルストロークで叩く箇所は2拍目の16分音符の2つ目のみになります。それ以外はダブルストロークで叩きます。

まとめ

ここではハイハットを8分音符でキープしながら、バスドラムのシングルストロークとダブルストロークの使い分けを練習しました。右足の動作に気をつけながら練習してください。

  • バスドラムのシングルストロークとダブルストロークを使い分けれるようになろう

次はハイハットを使った裏打ちと呼ばれるリズムの練習です。8ビート13にお進みください。