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16ビート10

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ここではハイハットの裏打ちにバスドラムのダブルストロークを追加していきます。まずはしっかりとステップ①から取り組んで、拍のどこにでもバスドラムのダブルストロークを打てるように練習してから、練習課題に進んでください。

ステップ①

16分音符の1・2つ目にバスドラムを叩き、8分音符裏にハイハットを叩きます。バスドラムはダブルストロークを使って叩いてください。「ドドチッドドチッドドチッドドチッ」という感じです。

ステップ②

16分音符の3・4つ目にバスドラムを叩き、8分音符裏にハイハットを叩きます。ですのでバスドラムの1打目とハイハットは重なります。「ウンドドウンドドウンドドウンドド」とうい感じです。必ず「1・2・3・4」とカウントしながら、拍の頭を感じながら練習してください。

ステップ③

16分音符の1・4つ目にバスドラムを叩き、8分音符裏にハイハットを叩きます。「ドンチドドンチドドンチドドンチド」という感じです。16分音符の4つ目のハイハットを叩いた後のバスドラムが早くなりやすいので気をつけてください。早くなりやすい場合はメトロノームをゆっくりなテンポで16分音符を鳴らしながらズレを修正してください。

ステップ④

16分音符の2・3つ目にバスドラムを叩き、8分音符裏にハイハットを叩きます。バスドラムの2打目とハイハットが重なります。「ウドドンウドドンウドドンウドドン」という感じです。ゆっくりなテンポから始め、バスドラムの2打目とハイハットがきっちり重なるように意識して練習してください。

練習課題①

まずはバスドラムとスネアだけで練習し、リズムの全体像を覚えます。頭の中でリズムがなるようになるまで繰り返します。バスドラムとスネアだけのリズムを覚えたら、ゆっくりハイハットを追加していきます。「ドンチドタンドドウンチッタンチッ」という感じです。慣れてきたらハイハットの音に意識を集中させ、裏打ちのみの音が聞こえてくれば完成です。裏打ちのリズムでは、バスドラムとスネアのリズムとハイハットの裏打ちのリズムの両方が同時進行しているように音が聞こえてくれば完成です。

練習課題②

このリズムもバスドラムとスネアのみでリズムの全体像を覚えます。後ほどハイハットの裏打ちを追加します。「ドンチドタンチドウンドドタンチド」という感じです。3拍目裏と4拍目から1拍目に戻る時のバスドラムはダブルストロークを使用します。

練習課題③

このリズムもバスドラムとスネアのみでリズムの全体像を覚えます。後ほどハイハットの裏打ちを追加します。「ドンドンタドチドドンドンタドチド」という感じです。2拍目から3拍目への移動と4拍目から1拍目に戻る時のバスドラムはダブルストロークを使用します。

練習課題④

このリズムもバスドラムとスネアのみでリズムの全体像を覚えます。1拍目裏・2拍目から3拍目への移動・3拍目裏・4拍目から1拍目に戻る時のバスドラムはダブルストロークを使用します。ということは繰り返していると2拍目のスネア直後とバスドラムのみシングルストロークで叩き、後はダブルストロークとういうことになります。ゆっくりから始め、バスドラムのシングルストロークとダブルストロークの形を目で確認しながら練習します。速いテンポになると右足がほとんどふわふわと浮いている感覚になります。

まとめ

バスドラムとスネアのみでリズムの全体像を確認してから、ハイハットを追加してください。ハイハットの裏打ちのリズムはハイハットの右手よりも、バスドラムの右足の方が運動量が多いので、とても体のバランスが崩れやすいので上半身のバランスを保つことを意識して練習してください。

  • ドラムを叩いている時に、前を向き1点を見つめつづけ、視界が揺れていなければ上半身のバランスがとれている証拠です

次からは3連符を基本としたリズムに入っていきます。ロッカバラード1にお進みください。