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16ビート4


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16ビート第4弾です。16ビート2で練習したリズムと16ビート3で練習したリズムを組み合わせたようなリズムになります。ここではハイハットを16分音符で刻み、バスドラムも16分音符で入れていくため、ハイハットを刻む左手とバスドラムが重なる箇所が出てきます。通常、左手と右足を同時に叩く動作はドラムではあまり出てこないので、まずは左手(ハイハット)と右足(バスドラム)を同時に叩く練習を十分にした後、下記の予備練習に取り組んでください。

ステップ①

1・3拍目の16分音符1・4つ目にバスドラムを叩きます。注意すべき点は、16分音符の4つ目のバスドラムは左手と重なりますので、左手と右足がスムーズに同時に叩ける必要があります。十分に練習してください。とてもズレやすいです。最初はゆっくりとしたテンポから始めてください。慣れてきたらテンポを少しずつ早めて、左手と右足を意識して同時に叩いている感覚がなくなれば完成です。左手と右足を狙って叩いているよりは、自然に同時に叩いてしまっている感覚です。1・3拍目の音の感じ方が「ドチチド」ではなく、バスドラムを意識した「ドーンド」と聞こえる感じになれば完成です。

ステップ②

ステップ①と同様、全ての拍に16分音符の4つ目にバスドラムを叩くパターンです。左手と右足を同時に叩く感覚に注意して練習してください。

ステップ③

このステップ③が一番難しいと思います。全ての拍の16分音符の2・4つ目にバスドラムを叩きます。最初は左手と右足が重なっている感覚を意識しながら、ゆっくりなテンポから始めます。慣れてきたら、左手と右足を同時に叩いている感覚を意識しないで、右手に強い意識を入れ、左手のハイハットと右足のバスドラムが右手の間に自然に入っているような感覚を得られれば完成です。

練習課題①

ステップ①の2・4拍の頭で右手をスネアに移動させているリズムです。音の感じ方は「ドーンドタァーンドーンドタァーン」と感じながら練習してください。

練習課題②

音の感じ方は「ドーンドタンドンドーンドタンドン」と感じながら練習してください。

練習課題③

練習課題②の2拍目の8分音符裏のバスドラムを16分音符の4つ目にバスドラムを変更したリズムです。音の感じ方は「ドーンドターンドウンドンタァーン」と感じながら練習してください。

練習課題④

練習課題③の3拍目を16分音符の2・4つ目のバスドラムを変更したリズムです。音の感じ方は「ドーンドターンドウドウドタァーン」と感じながら練習してください。

まとめ

ここでのポイントは左手のハイハットと右足のバスドラムを意識することなく、叩けるようになることです。左手と右足を意識して同時に叩いているような感覚を残らなくなるまで練習してください。

  • 左手と右足は同時に叩く意識をなくし、自然と叩けるようにしよう

次のレッスンはスネアとバスドラムで16ビートを表現するリズムです。16ビート5に進みましょう。