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16ビート6

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ここでは16分音符のハイハットを右手のみで刻んで16ビートを表現する練習をします。ここでハイハットの刻み方はアップダウン奏法というテクニックを用いて刻んでいきます。それでは予備練習から始めてみましょう。

ステップ①

16分音符のハイハットはダウンストローク・アップストローク・ダウンストローク・アップストローク…の順で刻んでいきます。ですので16分音符の1・3つ目はダウンストローク、2・4つ目はアップストロークになります。このステップ①は拍の頭のダウンストロークの箇所にバスドラムを叩きます。ハイハットがダウンストロークになる箇所にバスドラムを叩くことは比較的容易です。

ステップ②

ステップ①と同様、16分音符の3つ目にバスドラムを叩きます。ダウンストロークの箇所なのでバスドラムは叩きやすいかと思います。

ステップ③

ステップ①②と違い、16分音符の4つ目にバスドラムを叩きますので、ハイハットはアップストロークになります。右手がアップストロークになる箇所にバスドラムを叩くことは少し難しくなります。バスドラムを叩く時に、右足が重く感じると思います。強引に持ち上げ、右足を持ち上げる動作が軽くなるまで繰り返し練習しましょう。持ち上げることが重いまま、次のステップ④に行かないようにしてください。

ステップ④

ステップ③と同様、16分音符の2つ目にバスドラムを叩くため、右手はアップストロークになります。ですので、右足が少し重いです。軽くなるまで練習しましょう。

ステップ⑤

ステップ③と④を組み合わせた練習です。右手のアップストロークの箇所全てにバスドラムを叩きます。右手がアップストロークするときの意識はあまり入れないようにしてください。自然にアップストロークしながらバスドラムを叩けるようにします。拍の頭を見失いやすいので4分音符のカウントを声に出しながら練習してください。ステップ①から⑤までで右手がダウンストロークでも、アップストロークでも自由にバスドラムを叩けるようになると思います。

練習課題①

このリズムは1拍目から2拍目と3拍目から4拍目が同じ形をしていますので、1拍目から2拍目ができれば繰り返しになります。最初はゆっくりとしたテンポから始め、「ドチチドタチドチドチチドタチドチ」という感じです。慣れてきたら少しテンポを速くして、「ドーンドタンドンドーンドタンドン」という感じで、ハイハットの「チ」をあまり意識しないように叩けるようにします。

練習課題②

このリズムも前半2拍分と後半2拍分が同じリズムですので、繰り返しになります。「ドチチドタドチチドチチドタドチチ」という感じです。慣れてきたら少しテンポを速くして、「ドーンドタドーンドーンドタドーン」という感じで、ハイハットの「チ」をあまり意識しないように叩けるようにします。

練習課題③

最初は「ドチチドタチチドチチドチタチチチ」という感じです。慣れてきたら少しテンポを速くして、「ドーンドターンドウンドンタァーン」という感じで、ハイハットの「チ」をあまり意識しないように叩けるようにします。

練習課題④

最初は「ドチチドタチチドチチドチタドチチ」という感じです。慣れてきたら少しテンポを速くして、「ドーンドターンドウンドンタドーン」という感じで、ハイハットの「チ」をあまり意識しないように叩けるようにします。

まとめ

上記のリズムを練習するときは、まずハイハットのアップダウン奏法から練習し、右手がアップダウンの動きを覚えてから上記のステップや練習課題に取り組んでください。欲をだして、すぐに練習課題をしないようにしてください。ドラムの練習は必ず一つクリアにしていく作業が大切になります。

  • アップダウン奏法ができてからリズムの練習をしよう

次のレッスンはアップダウン奏法をキープしながらスネアをアップストロークの箇所に入れていく練習です。それでは16ビート7にお進みください。